魂の骨格 12/28締切「フィギュアーツZERO キャンサー・ゾディアーツ」 鬼島夏児役・タモト清嵐 スペシャルインタビュー




個性派揃いのゾディアーツの中でもひときわ印象に残るキャンサー・ゾディアーツが、「フィギュアーツZERO」シリーズに待望の登場! 鬼島夏児役を演じたタモト清嵐さんに、「フィギュアーツZERO キャンサー・ゾディアーツ」の話を中心にお聞きしました。

●キャンサー・ゾディアーツについて

――最初、鬼島はペガサス・ゾディアーツに変身して、その後キャンサー・ゾディアーツへと進化しました。タモトさんはどちらがお好きですか?

最終的にはキャンサーなんですが、実は最初にデザイン画を見た時はペガサスがカッコいいなと思っていました(笑)。でも、キャンサーをやっている内に、「ああ、悪いヤツだなあ」と、自分の中でもキャンサー票がぐんぐんと伸びていきましたね(笑)。

――悪役はお好きですか?

僕が子どもの頃一番よく見ていたのは『仮面ライダーアマゾン』でした。もちろんビデオでなんですけど、『アマゾン』はお気に入りでしたね。悪役というか、クセのあるワルっぽい外見で一番印象に残ってたんです。『仮面ライダー』を見ていた時も結構ヒーローよりも悪役に思い入れがある見方を子どもの頃からしていて、「えっ、なんで負けちゃうの!?」とか、「もうちょっと粘ればいいのに!」なんてことを考えて見ていましたね。プロレスなんかでもヒールレスラーがすごく好きなんです。『バットマン』でもジョーカーとか、なんか悪役に憧れがあります(笑)。

――悪役の魅力ってどういう部分でしょう?

ほかの人と違う考え方をしていたり、いろいろなことがあっての悪役だと思うんですよ。だから見ていても面白いのかなと思うんです。鬼島もたぶん本人の中では悪いことというよりは楽しさを感じているんだと思うんです。自分が楽しめればいいという、我がままで自己中な人物なんだと思います。それが見てる人に「イヤだな!」って印象を残せたのであればすごく嬉しいです(笑)。

――そういえばタモトさんご自身の星座は?

僕はサソリ座だったので、せっかくの怪人ならサソリがいいなとか思っていたんです。でも、カニ座のキャンサーも、演じていく内にどんどん好きになっていきました。

――たいていの怪人は変身するとあまりしゃべらなくなったりしますが、キャンサーはよくしゃべってましたね。

そうですね。本当にベラベラとしゃべるキャラクターなので、アクションに合わせて話すのが難しかったです。ちょっと映像に気を取られていると、なかなかタイミング良く入れなかったりするんです。メテオと掛け合いしながら戦う校内のシーンは、本当にアフレコが大変でした。

●「フィギュアーツZERO キャンサー・ゾディアーツ」について

――「フィギュアーツZERO キャンサー・ゾディアーツ」を手に取られてみていかがですか?

今回のフィギュアは本当にリアルですね。イメージそのままです。パーツが取れると本当にカニって感じですね(笑)。

――キャンサーのフィギュアですが、ご自宅のどこに飾りましょう?

自分の部屋にゾディアーツスイッチがあるんですけどその横に並べます。この超リアルなキャンサー・ゾディアーツを飾ることができるのは嬉しいですね。現場で見ていても気付かなかったような細かい部分まで造形されていて、色も黒っぽいホロスコープスの中で赤くて目立ちます。マスクもカッコいいですよね。カニのくせに(笑)。






――このページを読んでいる人も楽しみにしている人が多いと思います。

謎掛けとか「集団走れメロス状態」とか、キャンサーの名言を思い出しながら飾ってください。ビデオで『フォーゼ』を見返す時は、このフィギュアを片手に握りながら見て欲しいですね。こう触ってみると、こんなにトゲトゲしてたんだってことが改めて実感できます。これで蹴られたらそりゃフォーゼも痛いよな、とか感じながら見返すことができると思います(笑)。

――「フィギュアーツZERO キャンサー・ゾディアーツ」の購入を考えている読者の方に、メッセージをお願いします。

キャンサーの最後は「まだできたのにな」って、悔しかったですね。園田先生とかと一緒に戻ってくるかなって思ってたんですけど、戻ってこれなかったですね(笑)。フィギュアも出ましたし、お呼びがかかればいつでもダークネビュラから戻ってきます(笑)! その日を楽しみにキャンサーのフィギュアを握っていてもらえたら、と思います!



鬼島を生き生きと演じ愛したタモトさんのインタビュー、キャンサー・ゾディアーツへの溢れる愛がきっと伝わったと思います。このインタビューの完全版を読みたい方は、石ノ森ストアの特設ページを覗いてみてください! そして、『フォーゼ』を見返す時には「フィギュアーツZERO キャンサー・ゾディアーツ」をお忘れなく!

テキスト/秋山哲茂



PROFILE
タモト清嵐(たもとそらん)

1991年11月12日生まれ。サソリ座。趣味・特技はパソコン、居合い、ドラム演奏。男子新体操部の奮闘を描いたドラマ『タンブリング』に金子敦役で出演。舞台『タンブリング』にも同役で出演を果たしている。


タモト清嵐さんのインタビュー完全版はこちら

 

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